フローリングの凹み・傷をプロが解決!補修で美しい床を取り戻す ①では
・フローリングの凹み・傷の原因と対策
・傷がつきやすいフローリング材の特徴
についてご説明しました。
今回は
プロが教える!フローリングの補修方法についてお話します。
フローリングの補修方法は、傷や凹みの程度によって異なります。
軽度な傷や凹みであれば、市販の補修クレヨンやワックスを使って自分で修復することが可能です。
補修材を傷に塗り込み、なじませることで表面の傷が目立たなくなります。
また、木材が凹んでしまった場合には、湿らせた布とアイロンを使うことで
木材の繊維を膨らませ、凹みを目立たなくする方法もあります。
一方、深い傷や広範囲のダメージには、プロの補修が効果的です。
プロは専用の工具や補修材を使用し、見た目だけでなく
フローリング全体の耐久性も考慮した仕上がりを提供します。
自分で補修するのか、プロに依頼するのかは、傷の深さや範囲によって判断することが大切です。
~軽度の凹み・傷を自分で補修する方法~
軽度な凹みや傷であれば、専門業者に頼らず自分で補修することが可能です。
市販の補修クレヨンやワックスを使って、フローリングの傷を埋めて
目立たなくする方法が最も手軽です。
クレヨンタイプの補修材はさまざまな色が揃っているため
フローリングの色に合わせて選ぶことが重要です。
また、仕上げにワックスを塗って艶を出せば、元の状態に近づけることができます。
さらに、木材の凹みには、アイロンと湿らせた布を使う方法も効果的です。
凹んだ部分に濡れた布を当て、その上からアイロンで熱を加えることで
木の繊維が膨らみ、凹みが徐々に戻ります。
この方法は軽度な凹みで有効ですが、やりすぎると
フローリングの表面を傷める可能性があるため、注意が必要です。
~軽度の凹み・傷を補修する方法~
**補修クレヨンを使う**
色に合ったクレヨンを傷に塗り込んで埋め、布で軽く拭き取る。
**補修ワックスを塗る**
ワックスで表面を整えて、傷を目立たなくする。
**アイロンと濡れた布で凹みを戻す**
凹んだ箇所に湿った布を置き、アイロンで熱を加えて木材を膨らませる。
これらの方法で、自宅でも簡単にフローリングの軽度な凹みや傷を補修することができます。
~深い傷や広範囲の凹みはプロにお任せ~
フローリングにできた深い傷や広範囲にわたる凹みは
自分での補修が難しい場合が多いため、プロに任せるのが最適です。
特に、木材の繊維が完全に損傷している場合や、広い面積にダメージが広がっている場合
自分で修復を試みると傷が悪化する可能性があります。
プロの業者は、専用の補修材や道具を使用して、傷を目立たなくするだけでなく
フローリング全体の質感や色合いも考慮した仕上がりを提供します。
また、プロならではの技術で、凹みの部分だけでなく
周囲の床とも違和感なくなじませることができます。
また、傷が深い場合や、フローリングの一部が剥がれているケースでは
部分的にフローリング材を交換することも可能です。
こうした大規模な補修は、専門知識や技術が必要なため
プロに依頼することで安全かつ美しい仕上がりを期待できます。
~補修費用の相場はどれくらい?~
フローリングの補修費用は、傷や凹みの程度、施工する範囲
さらには使用する補修材や技術によって大きく変わります。
軽度な傷や小さな凹みであれば、数千円から補修が可能ですが
広範囲にわたる補修や深い傷の場合は、専門的な技術と道具が必要となり
費用が高くなる傾向があります。
一般的には、簡単な部分的な補修であれば1万円から3万円程度で対応してもらえることが多いです。
全面的な補修や、フローリングの張り替えが必要な場合は、数十万円に達することもあります。
補修を依頼する前に、見積もりを取って費用感を確認することが大切です。
以下に、補修の種類ごとのおおよその費用をまとめました。
| 補 修 内 容 | 費 用 相 場 |
| 軽度な傷・凹みの補修 | 12,000円 〜 20,000円 |
| 中程度の凹みや傷 | 20,000円 〜 30,000円 |
| 深い傷や広範囲の補修 | 30,000円 〜 100,000円 |
| 全面的な補修・張替え | 100,000円以上 |
費用は地域や業者によっても異なるため、複数の業者に見積もりを依頼することで
適切な価格で施工してもらえるでしょう。
彩クラフト株式会社
〒359-0022 埼玉県所沢市本郷1089-3
TEL:070-8339-8117